人口減少社会

 20世紀に入った日本の人口は明治34(1901)年4436万人昭和42(1967)年1億人を超えた。平成16(2004)年1憶2778万人まで増えた。
 100年間で人口は3倍8000万人増えた。平成16(2004)年が人口のピークで、人口は減少する。平成11(2009)年は1億2751万人で、ピーク時より27万人減少し、22世紀2101年は4706万人まで減少する。
 21世紀の100年間で人口は8000万人減少。100年前と同じになる。原因は、少子化が進んでいるからです。出生率1.39先進国は2.08で人口を長期維持できる。日本は子育てにお金がかかり、就労と育児の両立が困難と言われている。もしも社会的経済問題が解決しても出生率は1.75しか改善されない。人口は減少が避けられない。
 だから、新たな大規模公共事業はさけ、人口減少が生活向上につながるまちづくりを考えるべきです。

第54代会長 谷口 弘