お礼のことば

 皆さんのご協力とご支援のおかげで、会長の務めを終えることができました。
 浅学非才の私にとって、無事今日の日を迎えることが出来ましたのは、何よりうれしく感無量でございます。
 奉仕プロジェクトの4つの事業委員会、クラブ奉仕の12の委員会、それぞれに当初の計画を実施いただきありがとうございました。
 また東日本大震災への支援事業と、「郷土の若人への励ましのメッセージ」発行にご努力いただいた、奉仕プロジェクトの特別委員会。そして、「親睦と奉仕の実践」に対するRI会長賞と、「おもちゃライブラリー」のガバナー賞の受賞など、各委員会の活動に心からお礼申しあげます。
 至らぬ私を支えていただいた岡田幹事に心から謝意を表し、ご協力とご支援をいただいたメンバーの皆さんと事務局の桂田さんに心からお礼申し上げます。

  「浜までは海女(あま)も蓑(みの)着る時雨(しぐれ)かな」

 江戸時代の俳人の句です。どうせ海に入れば濡れてしまうのに、浜までは濡れずに行きたい。
 この句の“浜”を“死”と捉えれば、どうせ任務を終えたのだから、どうせ老い先短いのだから、と投げやりになるのが年寄りの良くないところです。
 前向きに、少しでも美しく立派に生きる努力を重ねなければならない。と云う気持ちを歌った句だそうです。
 これからは皆さんからいただいたご恩にお返しすることが、私の務めだと思っております。
 本当にありがとうございました。

第53代会長 中村四郎兵衞