「感謝の心を育む出席表彰」

 今日のプログラムは、「2012〜2013年度出席表彰」ということで、前年度担当の皆さんのお世話で、皆出席年数に応じてそれぞれ顕彰していただくことになっております。中でも45年皆出席表彰は、クラブ最年老の高田恬先輩がその栄に浴されます。一口に45年と云いますが、年間48回例会出席として48×45年=2160回休みなく例会に出席され、その中でそれぞれの会員とのfellowship(友愛)と研賛を積んで来られたわけです。高田先生は私たち近江八幡ロータリークラブの誇りでもありますし、「ロータリアンかくあるべし」の目標に致したいと存じます。(高田先生、おめでとうございます)
 ところで、定款の中では、ロータリーの正式な会合は例会であり、その例会出席は会員の義務と謳われております。そして、100%出席すること、あるいは出席意思をもつことは、全ロータリアンの目指す所となっておりますが、長い人生の中では、社会変動の波etc、それを阻む、様々な障害が立ちはだかり、なかなかそうたやすくはまいりません。会社を安定させ雇用を守り、自分自身や家族の健康に恵まれてこそ達成できる「皆出席」―――そういう意味では、今日、出席表彰された皆さん、そして会長職をさせていただいている私も含めて大きな感謝の気持ちをことばで周囲の方々に伝え、奉仕の心をもってポジティブに職場で、地域で、家族でお返し致しましょう。今日は、「年に一度の出席表彰で感謝の心を育もう」についてお話致しました。

2013〜2014年度会長 立木 健

「ロータリーに入ってよかった」

 今期が始まって早3回目の例会となりました。本日は、各委員会の年次計画を発表いただきます。どの委員会も重要でクラブ細則「第9条委員会」の箇所で規定された内容に沿った事業を展開していただきます。
 また、この4月開催された3年に1度の「R1規程審議会」の中で採択された規則は、7月1日から既に効力を発しております。それに伴うクラブ定款・細則の見直しについて、近々に中野担当理事が理事会に上程され審議の上、会員皆さんの賛同と周知を得たいと考えており、同時にこの機会に会員皆さんには、是非共、クラブ運営の要となる定款・細則の再読と確認もお願い致したく存じます。
 ところで、そのクラブ運営また例会運営について、会長である私はじめ、当該年度の役員・理事の役割は、しかと会員の皆さんが感動するクラブ運営、感銘を与える例会運営になるよう努めなければなりません。特にお互いが自己研さんする場である例会に於いては、会長の時間・各種の報告・卓話etc そのひとつひとつが出席者の心に響く内容になってはじめて、会員は貴重な自分の時間を割いてまで「例会に出席してよかった」という充実感で満たされます。ロータリーを心から愉しみましょう。1回2回の例会では、ロータリーの良さ、愉しさはわからないとは思いますが、すでに会長経験のある方々・中堅どころの方々・元気いっぱいの若手の方々にはそれぞれに担っていただくべき役割がそれぞれに存在します。新入会員の期待を裏切ることのないようそれぞれの異質の力を発揮して皆さんと一緒に進めてまいりましょう。

2013〜2014年度会長 立木 健

「創立記念日に想う」

 クラブの歴史や先人の想いに心を致すことは、今後のクラブの行く末を考える上で意義あることだと考えます。特に私の場合、父・彌太郎がチャーターメンバーであるということで、その機会に少しだけ恵まれております。例えば総会翌年に開かれた八幡小学校講堂でのチャーターナイトの実写フィルムを見たり、父が書いた周年事業のコラム等々を読むことが人以上にできたからです。そう云ったプラス点を生かして、次代の近江八幡ロータリーを支えていって下さる若いロータリアンとは、例会以外にもたくさん話し合える時間と機会をつくって、クラブの歴史、伝統、気風といったものを引き継いでもらえるよう努めたいと思っております。
 本年度のRI「規程審議会」(3年に1回実施される)の中でも、『会員増強のため』というのが採択されるキーワードになったと聞いております。その最たるものは「専業主婦」も正会員の資格者であるという案件でしょうか。
 私は、出席規程や会員資格の拡大が安定的な会員増強にはつながらないと考えます。私の考える増強とは「本気で取り組む会員増強」です。10年後クラブの中で、誇りと気風を引き継いでくれているであろうロータリアンの入会勧奨です。相手としっかり向き合って、是非、会員一人ひとりが、相応しい方の入会勧奨をお願い致します。そして、自分がロータリアンであり続けているクラブの魅力,楽しさについて、プラス志向でご説明下さい。今日は、「創立記念日に想う」についてお話致しました。

2013〜2014年度会長 立木 健

新任挨拶

 立木会長の下、幹事としての役割と責任を熟知し微力ではありますが「自分の持っている善い所」を活かしクラブの効果的な運営のお役に立てるように務めて参ります。また「クラブ奉仕の充実」と「奉仕プロジェクトの充実」を図り一生懸命取り組んで参りますので会員皆様方のご友情、ご支援とご協力を宜しくお願い申し上げます。
 第56代 幹事 際田 博巳

 「ロータリーを愉しもう」立木会長のテーマにはひめられた意気込みが感じられ、SAAが担当する例会運営をよりスムーズに、より楽しく会長の期待に応えなければならないと思っています。会員の皆さんからは私のことを怖いと思っておられますが、私はライオンではございません、丑年ですので怖くありません。
 一年間会員皆様の一層のご協力をお願い致します。
 SAA 松村 善作

会長就任挨拶

 この度、歴史と伝統あるクラブの第56代目会長を仰せつかることになりました。
 もとより浅学非才な身ではありますが、有能な多くの役員・理事の皆様に支えていただきながら、精一杯その任を全う致したく存じます。会員皆様の友情とご協力をよろしくお願い致します。
 私の想いはただひとつ―――私を育てていただいたこのクラブの気風が、10年後もより良い形であり続けていて欲しいということです。そこで、今期テーマを「ロータリーを愉しもう」と致しました。この一年、まずは会長である私が、率先してロータリーを素直な心で愉しみたいと思います。ロータリーを通して自分の人生を振り返り、会長職を通して自らの足りない所を修得致したいと考えます。
 また、テーマの先に掲げる3つのキーワードを「増強」「親睦の和」「奉仕」と致します。会員の皆様には同じバッジをつけた友として、それぞれ各担当理事を中心にロータリーの輪を穏やかに愉しく廻していただきたいと存じます。
 この一年、どうぞよろしくお願い致します。

2013〜2014年度会長 立木 健

2012〜13年度会長退任挨拶

 「クラブに新風と活力を」をテーマとして1年がスタートしましたが、早いもので、過ぎればあっという間の1年間でした。今年度は創立55周年の記念式典という大きな周年事業実施の年に当たり、年度の始まる前から大きなプレッシャーを感じていましたが、小林幹事をはじめ理事・役員の皆様や会員の皆様のご支援、ご協力により、いろいろな事がありましたが何とか大過なく会を運営、終了することが出来ましたことに対し心より感謝と御礼を申し上げます。
 1年を振り返って見ますと、年度初めの私の所信として、会員のみんなが参加する事業を実施したいと抱負を述べました。そういった意味で55周年記念事業は会員のみんなが参加し達成感を得る事が出来た事業となりました。腎臓病予防を広く市民の皆さんに啓発することを目的として、クラブと「腎臓病撲滅キャンペーン隊」、「健康づくり推進協議会」との共催により「腎臓病予防キャンペーン」事業をメイン事業として健康フェスティバル2012を間催し、多くの市民の皆さんに参加して頂き盛会裡に終了することができました。又、近江八幡駅南口に4つのテストを記銘したモニュメントの設置、緑の少年団への特別活動支援金の贈呈も実施しました。又、腎臓病予防キャンペーン事業の実施の為に新地区補助金を申請したところ、幸いにも補助金に当選しそれを記念事業に使うことが出来、事業推進の励みとなりました。もうひとつの抱負は新入会員を勧誘してクラブを活性化させようということでしたが、これについては会員増強委員会を作って委員の皆さんにご苦労頂きましたが、川端大介君の入会があったものの私の努力不足もあり初期の目的を達成できませんでした。なかなか増強は難しいということを実感いたしました。今後も引き続き努力を続けていきたいと思っています。奉仕プロジェクトの各委員会の委員長と委員の皆さんにはそれぞれの委員会の事業を年初の計画どおり遂行していただき誠にありがとうございました。お蔭さまで55周年記念事業である「腎臓病予防キャンペーン事業・健康フェスティバル2012」でガバナー賞やまちづくり基金の努力賞を、アスクネーチャーとの共催による[生き物探検隊]により新世代育成基金奨励賞を受賞しました。これも偏に会員皆様のご支援の賜物と感謝申し上げます。私個入にとりましてもこの1年、ロータリーを通じてさまざまな人とめぐり逢え、何物にも代えられないものを得ることが出来ましたことは今後の私の人生にとりまして大きな糧になると思っています。このような機会を与えていただいたことに対し感謝申し上げます。最後になりましたが、1年間大変お世話になりました小林幹事に心から御礼と感謝を申し上げますと共に、御支援いただいた理事の皆さん、会員の皆さんに感謝を申し上げ退任のご挨拶とさせていただきます。1年間本当にありがとうございました。

2012〜13年度会長 小西 眞

健康一ロメモ㉙「食生活指針」(厚生労働省)

食事を楽しみましょう。
・1日の食事のリズムから、健やかな生活リズムを。
・主食、生菜、副菜を基本に、食事のバランスを。
・ごはんなどの穀類をしっかりと。
・野菜・果物、牛乳・乳製品、豆類、魚なども組み合わせて。
・食塩や脂肪は控えめに。
・適正体重を知り、日々の活動に見合った食事量を。
・食文化や地域の産物を活かし、ときには新しい料理も。
・調理や保存を上手にして無駄や廃棄を少なく。
・自分の食生活を見直してみましょう。
これまで1年間会長の時間を使って貝原益軒の養生訓から現代に通じる生活習慣、食事、疾病に対する心構えなどをお話しさせて頂きました。今回が最後になりますが何かの参考になれば良かったです。1年間お付き合い頂きありがとうございました。

2012〜13年度会長 小西 眞